カビの発生したビデオテープの例

ビデオテープにもカビが生えます。カビの発生しやすい環境下で使用したビデオテープ、湿度が高い環境で保管されたテープは、カビに侵されることがあ ります。特にテープの薄い物は、癒着した際にテープを裂いてしまい、トラブルの原因になります。こまめにテープを走行させる事である程度予防はできます が、大切な思い出は、早めに他のメディアへ移されることをお勧めします。

カビの生えたHi8 ピンポイントのカビは、一見軽そうに見えますが、部分的に癒着しているため簡単にテープが裂けます。表に見えなくても、リールの下側のみ発生している場合も多くあります。クリーニングが必要です。
カビの生えたVHS-C VHS-Cは比較的発生する確率が高い上、テープが薄いため、カビによる癒着でテープが切れる事が多くあります。3倍モードで録画されたテープは、クリーニング後も絵が安定しないケースが多いです。
カビの生えたベータ 全体に雲がかかったようなものもカビです。クリーニング作業が必要です。
カビの生えたベータマックス 斑模様の白い部分がカビです。白いカビの付着がない部分は正常に再生できますが、カビの部分はピンポイントで癒着してる場合がありますので、こちらもクリーニングが必要です。

カビは見た目だけでは正直わかりませんので、一旦お預かり後お見積もりさせて頂きます。
作業料金の目安については、ビデオテープの補修についてをご覧下さい。

ご注文方法

order-sheet  をクリック・印刷して、テープと一緒にお送り下さい。 余白または別紙に症状、傷んだ原因等、わかる範囲でお知らせ下さい。併せて「ご利用方法」をご覧下さい。

所要日数

ダビング作業とは別に1~2営業日かかります。大口修理、混雑時は、お時間いただきますのであらかじめご了承下さい。到着順の処理となります。