ダビング時のカビ

ダビング時ダビング時先日、お得意先の写真屋さんからお預かりした海外方式のPAL VHSビデオテープ。 現地で撮影された結婚式ビデオのダビング依頼でした。 ダビング中映像のノイズが気になったので、いったん作業を中断。 一旦テープを取り出し、よく観察をすると所々ビデオテープの表面にカビが生えていました。

海外VHS

VHSビデオテープの蓋を開けたところ。 テープ表面にカビが生えています。

ビデオテープのカビ

カビの生えた部分のアップ。 白い模様がカビです。

このようにカビが生えてしまうと、ダビング時に無数のノイズが入ったりします。 テープクリーニングである程度除去することはできますが、根が深かったり、長年放置してしまうとノイズが多めになってしまいます。 また、ビデオテープそのものも弱くなるため、表面を拭くこと自体が困難になるケースもございます。 お早めにビデオテープのDVD化、ブルーレイ化、データ化して大切な思い出を保護して下さい。

vhs ビデオテープのカビ

裏に隠れていたVHSのカビ

先日DVDダビングのご依頼で届いたVHSのビデオテープ。 カビが生えていました。

vhs ビデオテープのカビ

リールにうっすらかかった白いものがカビです。 程度が軽そうだったので、クリーニング機に入れたもののとてもリールが重い。 嫌な予感がしたのでリールの裏側を隙間から覗くと

vhs ビデオテープ裏側のカビ

あら真っ白です。これはしっかりクリーニングしないと駄目そうです。

カセットの窓からは軽そうに見えても、実際に回すと状態の酷いものも多々あります。まだ他のメディアに移し替えていない方はお早めにダビングすることをお勧めします。

カビの生えたVHSビデオテープの補修

先日お預かりしたVHSのビデオテープにカビが生えていましたので、久々に写真を撮ってみました。上ふたを開けた状態。

ビデオテープのカビ

白い物がカビです。見た目は酷いですが、幸い硬くなっておらず、ビデオテープが裂ける事なく綺麗に解せました。手作業でテープの表面240mを拭き、更に機械式のクリーナーで往復させ、テープの表面を整えつつ、滑りを確認します。

カビクリーニング

ビデオテープを再びVHSのハウジングに組み立て直します。再生しながら、映像をHDDに取り込み、DVDへ焼き直しました。

一度カビの生えたビデオテープは、完全に無菌にすることはできません。磁気とベースの間に入り込んだカビはやがて表面化してくるかと思います。早めにダビングされることをお勧めします。

VHSビデオテープのカビ取り補修

こちらのサイトのブログ更新をサボってましたので(笑)、補修中のビデオテープの写真を貼ります。VHSのカセットハウジングを開けた所、こんな感じにカビが生えていました。

VHS補修前 カビ
VHS カビ取り

不幸中の幸い、カビが干からびていなかったため、切断トラブルもなく作業が進んでます。カビをざっと取り除き、下ごしらえが終わった状態。

ビデオテープのカビ取り作業風景

この後、VHSテープの表面を拭き、アルコールで整えて完了です。

カビを発見した際は、なるべく早めに補修を行い、他のメディアへダビングされることをお勧めします。カビでお困りの際はお気軽にご相談ください。


カビ取り前のビデオテープ

カビ取りのビデオテープ補修

本日の午後は、VHSビデオテープのカビのお掃除でした。

カビ取り前のビデオテープ

ビデオテープがなるべく切れないように、始めにカビを湿らせ、その後ゆっくり剥がします。テープの癒着が解消後、再び巻き取り直し、テープ表面を拭きました。

カビ取り後のVHS

一部強力に貼りついてしまっており、裂けが発生してしまいましたが、それ以外の部分はおおむね良好でした。

videotape-cleaning

ビデオテープのクリーニング

今朝はビデオテープクリーニング。カビの除去作業からスタートです。VHSのビデオテープに生えたカビ。

VHSのクリーニング補修前

そのまま作業すると切断する恐れがあるので、カビを湿らせてからテープをほぐします。
切断に注意しながら手作業でふき取り。片道約240メートルです(笑)

巻き取り直して、再びエタノール処理で完成です。

VHS クリーニング後

ご家庭でも出来るとは思いますが、結構な労力ですので、時間を考えるとあまりお勧めも出来ません。

カビでお困りでしたらお気軽にご相談ください。

VHSビデオテープのクリーニング

ネタがあまりにもないので(笑)、おとといご依頼いただいたVHSビデオテープの1本。

カビの生えたVHS

しっとりしたカビで、拭くと伸びまくる、カビ取りおじさん泣かせの状態^^

ま、あれこれ使ってクリーニングいたしました。

クリーニング 済みVHS

カビが生えると厄介ですので、お早めにデジタル化して下さいね。補修に関するご案内はビデオテープの補修をご覧下さい。

 

今日のビデオテープの補修・クリーニング(ベータ)

今日の午後は、ベータのビデオテープの補修を行いました。カビが綺麗に生えています。

カビが生えたのち乾燥してしまったため、ビデオテープ同士がくっ付いています。少しずつ剥がし、ほぐしながら綺麗にしていきます。

ビデオテープの表面を専用液で整えながら、巻き取っていくと出来上がり。

カビが一度生えてしまうと、テープ内部に入り込んだ胞子までは取り除けませんが、ダビング・再生するには十分なレベルまでクリーニング可能です。程度が軽いうちに早めにダビングしましょう。

 

 

8ミリビデオの癒着

湿度が多い環境下で保存しますとビデオテープにもカビが発生します。カビが発生しますと下記のように、巻取られたテープの上部と下部を中心に生えます。

カビの生えた8ミリビデオ

一度生えたカビが乾燥すると、硬い塊になり、テープ同士がくっついてしまいます。この状態で再生しますと、癒着した部分からテープが見事に裂けます。

癒着によるビデオテープの裂け

裂けてしまいますと、接合テープを貼るために切り口を整えます。このため、映像が一部失われてしまいます。

クリーニングを行うことによって大半は救済できます。

カビ取り後の8mmビデオ

しかし、少しでも映像を失わないために定期的にテープのチェックと空走行(早送り・巻き戻し)を行うことを心がけて下さい。もしテープが切れたり白いカビを発見しましたら、お早めにご相談下さい。

ハッピービデオライフ♪