昨年の暮れですが、東芝 RD-XV33 VHS一体型DVDレコーダーからビデオテープが出てこないという事で、ビデオテープ取り出しのため分解しました。
VHS一体型DVDレコーダーを分解してみた所、原因はVHSデッキ内部部品の劣化でした。部品が溶けてビデオヘッドに付着していました。
![汚れたビデオヘッド](https://www.tms-x.com/wp-content/uploads/sponge_on_videohead-1-300x224.jpg)
![ビデオテープ取り出し](https://www.tms-x.com/wp-content/uploads/dirty-vhs-video-head-300x224.jpg)
この状態の中テープを走行させたため、ペースト状になった部品がテープ側にも付着、結果、ビデオデッキもビデオテープも走行不能となりました。
これ以上ビデオテープが溶けた部品に接触しないようにと、テープを弛ませながら取出し作業を実施。デッキから取り出した後は、ビデオテープのクリーニング。
![VHSビデオテープに付着した汚れ](https://www.tms-x.com/wp-content/uploads/dirty_vhs_videotape-1-300x224.jpg)
汚れてしまったビデオテープの表面から、丁寧に付着物を取り除きました。走行テストを無事終え、作業完了です。
ビデオデッキも市場から消えて大分経ちました。まだダビングされていない方はお早めにデジタルへ移行されることをおすすめいたします。